俺は今、歌舞伎町に来ている。

初めて来る歌舞伎町は、

少し騒がしい街という印象を受けた。




唐突だが、俺は若めの子が好きだ。

と、言うか"〇〇"が好きだ。

そこで見つけた歌舞伎町にあるSPECIAL。

ここは〇〇が働くファミレスだそうだ。

俺にとっての楽園を見つけたわけである。




ネットで調べたところ、オープンが

正午12時だとの事なので、

11時半から歌舞伎町で待機。

わくわくと少しの恥ずかしさを胸に、

目の前のファミマの中を

見て回って時間を潰してた。




…やっと正午12時になった。

胸の高鳴りを抑えつつ

エレベーターで2Fに上がり、

SPECIALと書かれた白い扉を開ける。

チリンチリンという音が鳴った。

それと同時に若めの子の、

『いらっしゃいませー!』という声。





「初めてなんですけど…。」


??
『こちらの席へどうぞ!』




正午12時を少し過ぎた位の時間なのに

もう既に数名のお客様がいた。

俺は若めの子に誘導されて、

奥のバーカウンターに腰を下ろした。




??
『オシボリどうぞー!』



「有難う御座います。」


??
『SPECIALのシステムご説明しますね!』




そんな感じで俺は説明を受け、

山崎プレミアム炭酸を選ぶ。




??
『初めまして!私、マルコって言います♪』



「マルコちゃんね、宜しく!」


マルコ
『今日はお休みなのー?』



「うん!たまたま休みが取れたからさ。」




なんてたわいもない会話をしながら、

飲み放題の山崎プレミアム炭酸を

飲み続け3セットが経過した頃には

何故か俺はマルコに酔ってきた。




マルコ
『大丈夫ー?』笑




そう言って俺のほっぺ触って

"熱いねー"と面白がられた。

ニコニコ笑ってるマルコを見ると癒される。




だが、ちょっと俺も歯止めが

利かなくなりそうだから、

マルコちゃんにチェックをお願いした。



マルコ
『えー。もう帰っちゃうの?』




マルコちゃんはちょっとムスッ

としてチェックしに裏へと行った。




チェックが終わり、エレベーターへ向かう。

そこで何故か、マルコちゃんも一緒に

エレベーターに乗ってきた…???

1年以上前